僕の見たシンガポール

シンガポールから思ったことを日々更新していきます。

アイスバケツチャレンジと三島由紀夫と僕らに必要な寛容さ

でもね、もっと驚かないといけないのはね、一人の人間が、本気で伝えたいことも伝わらない、っていうこの事実ですよ。

 

前回、僕がアイスバケツチャレンジを受けたわけという記事で触れた#icebucketchallengeこと、アイスバケツチャレンジですが、NPO法人フローレンス代表理事の駒崎さんがこのようにつぶやいていました。

僕はこれに完全に同意でして、チャリティなのにも関わらず、ものすごい量の人と金を動かしたという点で、アイスバケツチャレンジは圧倒的に優れている活動だと思うわけです。

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僕がアイスバケツチャレンジを受けたわけ

ALSの認知度を上げるために、氷水を被るアイスバケツチャレンジというのが流行っているみたいですが、先日、僕にも、高校の同級生から回ってきてしまったんです

 

そもそも、アイスバケツチャレンジとはなんぞや、というところですが、氷水を被ってALS支援!――世界中で大流行の「アイスバケツチャレンジ」とはから引用すると、

ザッカーバーグビルゲイツスピルバーグ、レディガガ……いま各界の著名人が頭から氷水を被る動画をネット上にアップしている。

これは筋肉が委縮し、身体が動かなくなってしまう難病「筋萎縮性側索硬化症ALS)」の認知度を上げるためにアメリカで始まったチャリティで、名を「アイスバケツチャレンジ」という。

 

ルールは簡単。24時間以内に氷水を被るか、100ドル(1万円)をALS支援団体に寄付すること(あるいはその両方)。そして次の挑戦者を3名指名すること(※あくまで遊びであり、強制性は一切ありません)。

 

いやー、悩みましたよね。やるべきか、やらないべきか。

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フィリピンのおやつ習慣と、シンガポールの独立記念日と、日本人の愛国心と。

仕事柄、フィリピンによく行くのですが、彼らの面白いユニークな習慣の一つに、「ミリエンダ」というものがあります。

 

これは、朝昼晩の3食に加えて、10時と15時に取るおやつの習慣のことで、企業によっては15時には15分くらいの休憩(ミリエンダタイム)を取っているところもあります。

実際のところ、おやつというほど可愛いものではなく、4食目、5食目だよね、というボリュームで食べる人も珍しくありません。

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妖怪ウォッチとジバニャンに学ぶ現代版イノベーションのジレンマ

ジバニャンをご存知でしょうか?

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「妖怪ウォッチ」という今小学生の間で爆発的なブームを引き起こしているゲームのキャラクターです。

簡単に言うと、ポケットモンスターピカチュウみたいな感じなんですが、今や小学生の間ではピカチュウを追い抜いてダントツの人気のようです。

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本当のことを言えない消費者―現場で起きていること

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仕事において、現場を見ることが大切ってよく言いますよね。机の上だけの綺麗事では通用しないとか。答えは現場にあるとか。
 
個人的にもその「現場の大切さ」は実感していますし、その大切さは色々なところで語り尽くされてるんですが、今回は、その中でも、興味深かったお話を書きたいと思います。
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孫正義に学ぶ、最高のリーダー、マーケターのあり方

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7月15日のソフトバンクグループ最大の法人向けイベント「SoftBank World 2014」にて行われた孫正義氏による基調講演を拝聴しました。(こちらの記事を参考にしています⇒孫正義氏が考える”日本復活の方程式”とは? 「ロボットの月給は1.7万円、休日も不要」 ソフトバンクワールド2014【全文】 | ログミー[o_O]

僕の感想を一言で言うならば、

 

孫さんマジハンパないっす

 

でして、やたらと感銘を受けてしまいました。

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仕事におけるインド人攻略法

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吾輩はシンガポールで闘う日本人である。名前はまだない。

どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。なんでも常夏の国なのに真冬のようにクーラーで冷えたオフィスでぶるぶると震えていた事だけは記憶している。


吾輩はここで始めてインド人というものを見た。しかもあとで聞くとそれはバラモンクシャトリヤというインド人中で一番獰悪な種族であったそうだ。このインド人というのは時々我々日本人を仕事のパフォーマンスで圧倒して、日本に追い返してしまうという話である。

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